上高井教育会のインターネット利用に関するガイドライン(案)

 

平成18年4月1日  上高井教育会

 

 このガイドラインは、上高井教育会においてインターネットを活用した活動を行う際の、基本的な共通ルールを示すことを目的としている。このために、個人情報の保護、セキュリティの確保、著作権への配慮、その他の配慮事項を示すものである。

 

1個人情報の保護

(1)基本的な考え方

 インターネットを活用した教育活動を行う際には、個人情報保護に配慮する必要がある。特に、会員ならびに関係諸学校の児童、生徒、保護者等の国籍、本籍、住所、電話番号、生年月日、性別、家族構成、思想・信条等に関する情報が、ホームページ等に掲載された場合悪用される可能性が高いため、取り扱ってはならない。

(2)個人情報の扱い

 人権を尊重し、その安全を確保する観点から、原則として、ホームページに個人情報の掲載を行ってはならない。ただし、会員の活動、学校行事の紹介、児童生徒の作成作品の紹介、活動成果の紹介など、本会理事長(担当責任者が代行)が必要であると判断する場合には、掲載することの危険性についても十分説明した上で、当該学校長を通じて、本人・保護者等の同意を得て、以下の範囲内において掲載することができる。

ア 氏名等

 個人情報の掲載が不可欠な場合に限り、氏名、学年に限定して行うこと。

イ 写真

 写真を掲載する際には、集合写真とするなど個人が特定できないようにすること。

 ただし、成人の場合で本人の同意がある場合は掲載して良い。

ウ 作品

 児童生徒、教職員等の作品については、教育活動の過程において作成されたもの、各種研究会、発表会、展覧会等に応募したもの及び既刊の冊子等に掲載されたものに限る。

エ 意見・主張・感想等

 児童生徒等の意見・主張・感想等については、個人が特定できないようにすること。

 

2セキュリティの確保

 セキュリティとは、インターネットを安心して利用するために注意を払うべき安全対策のことをいう。サーバ内に蓄積された情報の漏洩を防止するため、セキュリティの確保を図ることは特に重要であるので以下の点には特に留意する。

(1)パスワード、IDの不正利用を防止するため、パスワード等の適切な管理を行い情報の漏洩を防止すること。

(2)パスワードの漏洩事故などが発生した場合には、原因が解明されるまで一旦インターネットの利用を停止し、原因を究明するなど、漏洩事故の再発を防止すること。

(3)定期的にインターネットの利用状況を把握し、利用状況の記録及び監視を行うこと。

(4)個人情報保護のため、個人データはハードディスク内に蓄積しない。

 

3著作権への配慮

 文章や写真、音楽、ソフトウェアなどの著作物に関する権利は、著作権者だけが有しており、これを複製、転載、改変する場合は、著作権者の許諾を得なければならない。

 インターネットを利用する際には、次の事項が著作権の侵害に当たるので適切に扱う。

(1)他人のホームページや電子掲示板に載っている文章や写真等を、無断で他のホームページや電子掲示板に転載すること。

(2)書籍、雑誌、新聞などの記事や写真を無断で転載すること。

(3)テレビやビデオから取り込んだ画像やデータを無断で掲載すること。

(4)芸能人や著名人の写真、キャラクターの画像データを無断で掲載すること。

(5)他人が作成したソフトウェアやそれを改変したプログラムを無断で掲載すること。

(6)音楽や歌詞又はCD等から取り込んだデータを無断で掲載すること。

(7)他人の電子メールを無断で掲載すること。